ポルノグラフティ

この著ではポルノグラフティの是非を説いている。
著者はポルノの批判派と擁護派を紹介しているが、その両者の中にも様々な考え方を持つ者がいる。まず、アンチポルノ派の議論からみていく。
まずポルノは「絵やことばで女性の明らかな性的服従を描いたもの」であり、「ポルノは性(セックス)に基づく搾取と従属が組織的に実践されたものであり、差別的に女性を傷つける」(p.150)と定義されている。ポルノにおいて問題とされるのは、批判派は女性に対する差別にあたるとし、擁護派は現実とは離れた二次元のファンタジーであって、これに規制や禁止をするとしたら、映像制作者の「表現の自由」の侵害にあたると主張している。(p.152)